家庭用脱毛器のケノンを知っていますか?
家庭用脱毛器というのは、脱毛を自宅で簡単にできるという優れたマシンで、ケノンはその中でも売上や人気がNo.1なのです。
「家でIライン脱毛ができるなら、脱毛サロンや医療クリニックに通わなくて良いからすごいラクじゃん」と思って、前のめりで調べてみたところ、残念なことにケノンの公式メーカーは、Iラインへの使用をおすすめしていませんでした。
ただ、自己責任で使うということを前提に、Iラインにケノンを使ったら痛みや効果はあるのか、興味本位で調査してみることに。
他にも、Iラインに使うなら粘膜に照射できるのか、黒ずみがあっても使えるのかなど、気になったところを全てまとめました。
ケノンをIラインに使ったときの痛みや効果は?

Iラインにケノンを使うと、どのくらいの痛みがあるのか、きちんと効果を発揮するのか、実際に調べました。
ケノンをIラインのムダ毛処理に使ってみてわかったメリットやデメリットも、一緒にまとめてみました。
大事なことなので何度も言いますが、ケノンの公式メーカーは、Iラインへの使用は推奨していません。
ケノンをIラインに使用して肌トラブルや火傷をしても、全て自己責任になるということを忘れないでおいてくださいね。
ケノンをIラインに使ってみた
Iラインのムダ毛にケノンを使ったときの痛みと効果を調べるために、少しずつ照射して全てのレベルを試してみました。
ケノンの照射レベルは10段階ですが、私の感覚的には効果と痛みに関連性があったので、それぞれ3段階に分けました。
ケノンをIラインに使ったときの痛みと効果まとめ

痛み | 痛み | |
---|---|---|
照射レベル1〜4 | ほとんどない | 生えるのが遅くなったような気がする |
照射レベル5〜7 | 生えてきた毛を引っ張ると抜けた | |
照射レベル8〜10 | バチッとした激痛 | 生えてきた毛を引っ張ると抜けた |
私は少し敏感肌気味なので、正直Iラインにケノンを使うのは不安だったんですけど、使ってみると案外痛くなくて油断していていたときに、レベル8で突然バチッときました。
感覚がなくなるくらいには冷やしていましたが、かなりびっくりする痛みだったので、レベル9とレベル10は本当に怖かったのを今でも覚えています。
そのあとネットで口コミを見てみると、「きちんと冷やせばレベル10も痛くなかった」と言っているツワモノもいたので、痛みや効果には個人差があると実感しました。
ケノンをIラインに使ってみてわかったメリットとデメリット
ケノンをIラインに使ってみてわかったメリットとデメリットをそれぞれまとめました。
- ケノンのメリット
-
- 自宅で簡単に使えて時間がかからない
- ひとりでやるから恥ずかしくない
ケノンは、Iラインに使うだけなら範囲も狭くて、自宅で簡単にサッと使えるところが本当にラクだと思いました。
脱毛に通うのが面倒だという人や、忙しくてあまり定期的に外出できないという人には、冷やす時間を合わせても10分くらいで終わるので、ケノンは良いと思います。
誰かに見られるわけでもないので、恥ずかしさも一切ありません。
- ケノンのデメリット
-
- 照射レベルが高いと激痛が走る
- 範囲は狭くても冷やす手間がかかる
- 粘膜は火傷や肌トラブルのおそれがある
照射レベルが高いとバチッとした痛みを感じるので、絶対に冷やすのを忘れてはいけません。
Iラインは他の部位よりもデリケートで十分に冷やさないといけない分、ちょっと手間がかかるなと思いました。
粘膜の部分にもムダ毛が数本生えていたんですけど、さすがに火傷が怖かったのでその数本には照射できていません。
ケノンの使い方は簡単だけどその分トラブルが起こりやすい

ケノンを実際にIラインへ使ってみて思ったのが、使い方がとても簡単だということでした。
ケノンの使い方は、本体のフタをあけてコードをつなげたら電源を入れて、照射レベルを設定。あとはハンドピースのボタンをポチポチ押すだけなんです。
あまりにも簡単に使えたので、「こんなに簡単に使えると、すぐに油断しそう」だと感じました。
ただでさえIラインへの使用はメーカーから勧められていないので、使用頻度は必ず2週間以上空けるようにしましょう。
また、ケノンに限らず、家庭用脱毛器は少しの油断から火傷などの重大な肌トラブルに繋がってしまうものだということを、絶対に忘れないでくださいね。
ケノンはIラインの粘膜に照射できる?粘膜に照射しないための工夫
ケノンの公式メーカーは、「皮膚の弱い部分や、粘膜への使用はしないように」と言っています。
自己責任ということでケノンをIラインへ使う人は確かにいます。私も実際に使いました。
ただ、粘膜への使用は自己責任でもおすすめできません。
皮膚が弱いIラインでさえも、レベル4くらいから痛みを感じたので、粘膜はレベル1でも強い痛みを感じる可能性があるのです。
粘膜というのは、皮膚の1番上の皮がめくれているのと同じ状態なので、傷つきやすく痛みも感じやすい部分です。さらに傷が治りにくい部分ということもあって、何かあってからでは手遅れになってしまうかもしれません。
間違えても、粘膜には照射しないようにしましょう。
ケノンをIラインの粘膜に照射しないようにするコツ
ケノンをIラインの粘膜に照射しないようにするためには、コツが必要です。
私がケノンをIラインへ使ったときに、いくつかやってみた方法の中で良さそうなものを3つに絞りました。
ケノンを照射したい部分だけに当たるようにタオルを被せる
タオルでIライン全体を被せてから、ケノンを照射したい部分だけに光が当たるように、タオルをずらします。タオルの角のほうを使うとやりやすかったです。
白い下着を履いて照射する部分だけ見えるようにずらす
下着を履いたままケノンを使えば、少しずらすだけで良いので1番ラクでした。私のように普段履いている下着を使うのが気にならない人なら良いと思いますが、気になる人は白くて安い下着や、紙ショーツをケノン用に購入しておくほうが良いかもしれません。
粘膜の部分にティッシュ・ガーゼ・絆創膏などを貼っておく
これは、粘膜の部分だけを全部覆う方法です。照射するときはラクなんですけど、粘膜をキレイに覆うのがとても面倒でした。全て消耗品でコストがかかるのもデメリットなので、あまりおすすめしませんね。
Iラインの粘膜の部分にケノンを照射しないためには、粘膜をとにかく何かで覆うことが大事ですよ。
ケノンは黒ずみがあるIラインに使っても大丈夫?
ケノンに限らず家庭用脱毛器は黒ずみがあるIラインに使わないほうが良いです。
家庭用脱毛器は、ムダ毛に多く含まれているメラニンという黒い色素に光を反応させて、ムダ毛を抜くという仕組みです。
つまり、ケノンを使うとIラインの黒ずみの程度によっては、皮膚に直接光が当たって火傷などの肌トラブルを引き起こしてしまいます。
Iラインへの照射はそもそも推奨されていないこともあって、黒ずみが濃い人は肌トラブルを防ぐためにも、使わないようにしましょう。
ケノンはAmazonや楽天で売ってる?家電量販店にはある?
ケノンは家電量販店などには売っていないので、通販でしか購入することができません。
ケノンの販売元が経営しているAmazonや楽天でも売られていますが、オプションで付属品がついてきたり、キャンペーンで安くなったりしていることがあるので、最安値で購入したいなら、公式サイトから買うのをおすすめします。
安いからと言って、オークションや正規の販売店以外から購入すると、偽物や壊れている可能性もあるので、正規店から買うようにしましょうね。
しつこいですが最後に、ケノンをIラインへ使用することは、公式メーカーからは推奨されていません。何かあったときの保障はなく、全て自己責任だということを忘れないでください。